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春なのに・・・


桜の花が所々で満開になっています。

大島町がの帰り道、琴海町の川端の桜はほとんど満開でたくさんの方が桜見物にみえていました。

ここは、菜の花やレンゲも咲いていて春の田園風景が思う存分堪能できるところなので見物の方もたくさんいらっしゃってて長崎市内に向かう車は大渋滞でした。

 

まあ、そんな景色を横目に見ながら安全運転で帰ってきました。

 

春なのに・・・

 

そう、春なのに今年は辛いんです。

 

この教室を始める時に、少しでも自分の苦い経験を皆様の子育てにお役に立てていただけたらと思い、子どもを健やかに心優しく賢く育てるために何が大切なのかをお話しする場として教室を続けてきました。

今までたくさんの方に通っていただき、通っていたたいている皆様に納得していただき、皆様のお友達をご紹介していただいてここまで続けてこられたのですが、最近は、ご紹介で来てくださる方がほとんどいらっしゃいません。

自分では一生懸命お子さま方のことを考えて、今はこんなことが大切ですよ。とお話しさせていただきお子さまとの接し方や取り組み方をお話しさせていただいていますが、私は、受け入れていただいているのでしょうか?

 

核家族が進んだり、家庭の中でもそれぞれが個々に自分の好きなように過ごすスタイルに変わってきてお互いをあまり干渉しあわない生活スタイルになっていますが、子どもが小さい間は、両親が自分たちの時間を割いて寄り添い、しっかり愛着関係をつなぐことがその後のお子様の健康的な自立につながります。

 

小さいころから自由に自分のやりたいことだけをさせる生活に慣れてしまうと(そうするとお子さまがおとなしく一人で遊ぶから)親の言うことさえ聞かなくなってしまいます。

小さいころは、そんなに危機的に感じることはないでしょう、しかし、そういう生活が長く続くと小学校中学年、高学年と年齢が上がって反抗期なった時、愛着関係がしっかり結べていないと親であっても口もきいてくれなくなったり、無視されたりするのです。

 

自分は、子どものことを思って自由に好きなことをさせてあげていたのにこんなことになったら悲しすぎますよね。

 

だから、こうならないように一生懸命お話しさせていただいているのです。

 

今の社会を見渡すと親の言うとおりに一生懸命勉強して高校に入ったり、大学に入ったりしても何か一つ自分の予想しなかった展開になると心が折れて立ち直れない人が多いと思いませんか?

せっかく、社会人になったのに会社に勤められなくて辞めて引きこもっている人多くないですか?

大切な子どもたちがそういうことにならないように大切に育てて欲しいのてす。

親子の愛着関係の大切さに気づいてしっかり育てて欲しいのです。

 

そして人は一人では生きていけません。

頼りになる仲間が一人でも多い方がいいのです。

だから、みんなで一緒になって多くの子どもたちを健やかに賢く知恵が働く人に育てていきませんか。